カポエイラがどんなものかわからない人は、まず右の動画はご覧ください。当団体のプロモーションビデオです。

「カポエィラ」の歴史は、500年以上も前にさかのぼります。ブラジルに連れて来られたアフリカの黒人奴隷たちが、権力への抵抗手段として生み出した格闘術にルーツがあると言われています(詳しくはカポエィラとは?歴史と形態をご参照下さい)。

奴隷たちは、ダンスに見せかけてカポエィラの鍛練を実践することにより、奴隷主の目をあざむいてきました。「カポエィラ」を一言で表現しようと試みるならば、「格闘技とダンスが融合したブラジルの伝統芸能である」と言えるでしょう。 私たちはカポエィラを通じて、心と体、両方の充実を目指しています。柔軟性やバランス感覚の獲得、運動能力のトレーニング、新しい技への挑戦、自分の自信の回復、日々の生活の活性化、ストレスの発散………スタンスは各個人の自由です。

カポエィラの組手は、二人の演技者による心と体のコミュニケーションです。カポエィラ特有のキック、あるいは手や頭、ひじやひざを使った攻撃、相手の裏をかく駆け引き、華麗な動作の数々………お互いを尊敬する精神を常に胸に抱き、組手は行われます。

カポエィラの組手は、ホーダ(roda)と呼ばれる円の中で行われます。演技者のスピード、リズムはホーダを囲む人たちが演奏する音楽と歌によって決められ、また、音楽と歌が演技者にエネルギーを注ぎ込みます。音楽の指揮となるのは、ビリンバウ(berimbau)と呼ばれる、カポエィラ特有の弓型の弦楽器です。ビリンバウのメロディーがホーダの流れを決定します。ビリンバウのリズムに従って、パンデイロ(pandeiro)と呼ばれる皮つきタンバリンと手拍子、そして歌が演奏され、ホーダが成立します。もしカポエィラを習い始めて、ステップアップした後にメンバーになるとすると、少しずつ音楽を勉強し始めます。さらにカポエィラの本質に近づいていくことになります。

どのようなスタンスでカポエィラを実践するかは各個人の自由です。また、カポエィラは、誰にでもチャレンジできます。年齢や性別、国籍や運動能力の差を超えて、それはすぐ手の届くところにあります。必要なものは、ほんの少し踏み出してみる勇気だけ………